テレビで知った、「納豆に甘酒をかけて食べる」というのをやってみたら、ことのほかおいしくいただけました。
番組は確か、日本テレビの「秘密のケンミンSHOW」だったと思います。
納豆に、お砂糖をかけて食べる習慣があるらしくて、昔は、甘酒をかけていた、と地元の方が話していました。
真っ白なおさとうは、ちょっと敬遠しちゃいますけど、甘酒にはそそられました。
納豆も甘酒も、とちらも発酵食品ですから、腸活やダイエット、お肌に良さそうです。
早速、私はひき割り納豆が好きなので、それに、スプーンで食べる系の甘酒をかけて、いただきました。
小さいカップに入っているタイプのコレ
↓
麹屋の甘酒 ノンアルコール 6個入り お砂糖無添加 昔ながらの甘酒 食べるタイプ
めちゃウマです。
スイーツと言ってもいいくらい。
甘酒は、開けたらすぐに食べないといけないタイプだったので、翌日は、てんさい糖とお醤油を少々で食べてみました。
これも、美味しい♪
納豆に甘味をプラスすると、納豆のクセがとれて、まろやかになり、混ぜた時の粘りも増します。
毎日食べても、飽きないかも。
でも、納豆と甘酒って、食べ合わせが良くない、って話も聞きますね。
あれって、本当はどうなんでしょ?
私は、とりあえず、お腹を壊したり、体調が悪くなったりしてませんが、気になったので、少し調べてみました。
納豆と甘酒って、食べ合わせが良くないの?
調べてみると、納豆と甘酒が相性が良くないっていう話は、酒蔵の杜氏さんが納豆を食べない、っていう話に由来するようです。
また、仕込み期間中は納豆は食卓に全く並びません。その反動か、仕込みの時期が終わると、納豆祭りかのように毎日納豆を食べていました。
(石川県 数馬酒造)
仕込みの時期である冬場は、納豆菌を蔵に持ち込まないために納豆を絶対に食べません。新年の御祝いに餅つき大会を蔵の中でやっていたとき、間違って納豆を食べてしまい、餅つきに参加できなかった悔しい思い出があります。
(新潟県 長谷川酒造)
どうやら、納豆の納豆菌(枯草菌)は、石鹸で洗っても、熱湯で消毒しても、完全に殺菌できないほど強い菌なので、
食べてしまって、もしも、それがどこかに残っていると、菌が増殖して、
お酒の品質を下げてしまう、
っていうことが原因のようです。
そうかぁ。
お酒をつくる時は、そこまで気を使ってるんですねぇ。
もしも、酒蔵を見学に行くことがあったら、行く前には、納豆を食べないようにしようと思いました(^_^;)
とは言え、お酒をつくるわけではなくて、麹菌と納豆菌を一緒に食べる分には、別に、問題ないようですね。
って言うか、麹納豆というものもあり、クックパッドをはじめ、ネットで検索すると、作り方のレシピもけっこうありました。
さらに、もう少し、深掘りすると、「あいち産業科学技術総合センター」の2016年の研究論文に、
っていうのも見つけました。
この論文、結論だけ言うと、豆味噌をつくるのに、納豆菌と麹菌とを併用した「納豆麹」を使ったら、
旨味をはじめ、味に関係する「遊離アミノ酸」が増え、
さらに、本来は納豆に多く含まれるスペルミジンを含む豆味噌ができた
っていうものでした。
※スペルミジンは、アメリカの「テキサスA&M大学」で、ルユアン・リュウ博士の実験チームが、マウスに投与したら寿命が伸びたことで注目されている物質。
麹菌と納豆菌を、一緒に食べたら、具合が悪くなる…みたいな話があれば、こんなにレシピがあったり、論文で研究されてたりしないと思うので、なんか、食べる分には、そんなに、気にしなくて良さそうですね。
納豆に甘酒をかけて食べるならチューブタイプ
納豆と甘酒を、一緒に食べても問題なさそう…
っていうのが、わかったところで、どうせ、食べるなら、納豆にかける用に便利な
「チューブタイプの甘酒」がいいかな
って思いました。
キャップ付きでパックになってるやつですね。
以前に、料理の甘味や、お菓子づくりに使用したことがあるので、甘酒にかけるにしても、あれなら便利かな、と。
キャップがついているから、出しやすいし、何回か小分けにして使えます。
ちょっとずつ使えて、量の加減もしやすく便利です。
自宅で納豆と甘酒を発酵させるなら
さらには、どうせなら、
納豆も、甘酒も、自分でつくってみたい
っていう時には、ヨーグルトだけじゃなく、いろんな発酵食が作れるタイプのヨーグルトメーカーも使えます。
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